大阪市阿倍野区 リウマチ科・膠原病(西田辺駅前)
大阪難病連主催 難病医療相談会
「SLE(全身性エリテマトーデス)」
平成24年3月25日、於東大阪市立市民会館
演者 横田クリニック 院長 横田 章
SLEは関節リウマチほど患者さんの数が多くありませんが、20~40才の女性に多く発症する4000人に1人の膠原病です。横田クリニックのある阿倍野区には約40人のSLE患者さんがおられ、そして横田クリニックには100人近いSLE患者さんが通院治療されています。 免疫システムが自分自身の体の成分を攻撃することで発症しますが、なぜそうなるのかは未だに良くわかっていません。同じ膠原病でも関節リウマチと違い、関節だけではなく皮膚や腎臓、肺、神経などの重要臓器が侵されます。 治療薬が年々進歩してはいますが、残念ながら関節リウマチに使われる生物学的製剤ほどのものが未だ登場しておらず、SLEではステロイド中心の治療が必要です。
SLEの概念・症状・必要な検査・治療・期待されている新薬・日常生活での注意点などに関して患者の皆様に知っておいてほしいことを約1時間で講義いたしました。その全記録をお示しします。いっしょに勉強しましょう。
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